お久しぶりぶりに


ソーモーww


「わりー、わりー…」



「遅いよ。」



「ちょっと夜更かししちゃってさ。」



「どうせまたマスカット観てたんでしょ。」



「うっ…」



「それはそれはさぞかし楽しかったんでしょうねぇ。」



「何だよ、〇〇だってこの前DVDで見たとき笑ってたじゃないかよ。」


「見ることは別にいいけど遅刻はないんじゃないの。」



「ごめん…」



「もうっ…。あっ…」



彼女が急に自分の胸に飛び込んで来た。



「おいっ、どうした!」



「ごめん、何か頭がボーッとしてて。」



「すごい熱じゃねーか。」


「うん…。」



「送ってくよ。おぶってやるから乗れよ。」



「いいよ、恥ずかしいよ…」


「いいから!」



「うん…」





「ごめんね、せっかくのデートなのに。」



「ばっか、気にすんなよ。」


「〇〇ってさ、普段は適当だけど、いざって時は頼もしいね。」



「何言ってんだよ、当然だろ。」



「ありがと。あっ、この辺でいいよ。」



「そっか、じゃあ気をつけてな。」



さりげなく頭をなでる。


「じゃな」



「あっ…」



「どした?」



「りがと…」



「はぁっ?聞こえねぇよ!」



「ありがとって言ったの!」



「おいおい、病人がでかい声出すなよw」



「うん…」



「ほらみろ、やっぱ家まで送るよ。」



「じゃあ、お願いしよっかな。」



「しょうがねぇな。行くぞ。」



「あっ、そっちじゃない。あっち。」



「えっ?あっちって俺の家だぞ。お前まさか…」


「うん…(*´∪`*)」



「ふっ(´∀`)」






ちなみに今回のテーマは「デート」